子ども将棋大会で藤井八冠があいさつ 名古屋

名古屋市で開かれている子どもの将棋大会の会場に愛知県瀬戸市出身の藤井聡太八冠が駆けつけ「楽しむという気持ちをきょう1日持ってもらいたい」とあいさつしました。
この大会は日本将棋連盟などが開いたもので名古屋市東区の会場には愛知県や岐阜県などから小学生およそ170人が集まり、瀬戸市出身の藤井八冠がはじめにあいさつをしました。
この中で藤井八冠は「私も子どものころはこういう大会によく参加していたので懐かしいです。将棋は楽しいゲームなので、楽しむという気持ちをきょう1日持ってもらいたい」と呼びかけていました。
このあと学年ごとに3つに分かれて対局が始まり、子どもたちはあごに手をあてて次の一手を考えるなど真剣な表情で将棋盤に向かいました。
藤井八冠はその周りをゆっくりと歩きながら時折、立ち止まって対局の様子を見ていました。
参加した子どもたちは「藤井八冠は今までテレビの中の人だったので、実際に見ることができてうれしかった」とか「対局はとても緊張しましたが、勝ててうれしかった。次も頑張りたいです」と話していました。