運転中ゲームに気を取られ死亡事故 被告に実刑判決 名古屋

令和4年、名古屋市の交差点で、車を運転中にスマートフォンのゲームに気を取られ、自転車に乗った男性をはねて死亡させた罪に問われた46歳の被告に、名古屋地方裁判所は「誰でも起こしうるような事故とは一線を画す悪質さだ」などとして禁錮2年4か月の実刑判決を言い渡しました。

名古屋市の元高校教師、伊藤啓介被告(46)は、令和4年5月、名古屋市内の交差点で、自転車で帰宅途中だった55歳の男性を、乗用車ではね死亡させ、その際、スマートフォンのゲーム『ドラゴンクエストウォーク』に気を取られていたとして、過失運転致死の罪に問われました。
15日の判決で、名古屋地方裁判所の久禮博一裁判長は「ゲームをしながら運転するという危険な運転を行っている点で誰でも起こしうるような事故とは一線を画す悪質さが認められる」として禁錮2年4か月の実刑を言い渡しました。
判決のあと、久禮裁判長は「スマホのゲームをしながらの事故はこれまでにも起きていて当然危険性は認識できた。反省を深めてもらいたい」と説諭し、被告は無言でうなずいていました。