愛知 岡崎 特養で虐待 新規受け入れ停止3か月の行政処分

愛知県岡崎市にある特別養護老人ホームで、職員が入所者の顔をたたくなどの行為が確認され、岡崎市は虐待があったとして施設の運営法人に対し新規利用者の受け入れを3か月間停止するなどの行政処分を行いました。

処分を受けたのは岡崎市土井町にある特別養護老人ホーム、「アクアむつみ」を運営する「社会福祉法人アクア」です。
岡崎市によりますと、去年11月、施設の職員が入所者に暴力をふるっているという情報が寄せられたため、聞き取り調査や監視カメラの確認を進めた結果、特定の職員が複数の入所者の顔を手でたたくなどの行為が少なくとも3回確認されたということです。
このため岡崎市は虐待があったとして、11日、施設の運営法人に対し、新規利用者の受け入れを4月1日から3か月間停止するなどの行政処分を行いました。
入所者をたたいた職員は去年8月に退職しているということです。
施設を運営する法人は「処分を真摯に受け止め改善していきます」とコメントしています。