愛知県内の新型コロナ感染者数4週連続で減少 国の基準下回る

愛知県内の医療機関で定点把握された新型コロナウイルスの感染者数は4週連続で減少し、入院患者数も、医療機関に病床確保を求める国の基準を下回りました。
3月3日までの1週間に愛知県内の195の医療機関で確認された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で8.71人と、前の週と比べて2.08人減り、4週連続で減少しました。
1医療機関あたりの感染者数の平均が10人を下回るのは9週ぶりで、ことしに入って初めてです。
新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は、6日夜の時点で1週間前より217人減って733人となり、医療機関に病床確保を求める国の基準を下回りました。
また、インフルエンザの感染者数も3週連続で減少しました。
愛知県の大村知事は「『第10波』が収束に近づいているということだと思うが、引き続き、換気や手洗い、消毒、マスクの着用などの基本的な感染防止対策を励行して欲しい」と呼びかけました。