ドラゴンズ本拠地でオープン戦 2戦目は引き分け

ドラゴンズは2日に続いて本拠地のオープン戦でヤクルトと対戦し3対3で引き分けました。

ドラゴンズの先発は昨シーズンチームトップに並ぶ7勝をあげた小笠原慎之介投手でしたが、1回にヤクルトの4番・村上宗隆選手にツーランホームラン、2回にも6番・山田哲人選手にソロホームランを打たれ3点を失いました。
それでも小笠原投手は3回以降、チェンジアップを効果的に使うなどして持ち直し、オープン戦2試合目の登板は5回3失点でした。
そして6回からはひじの手術をして昨シーズン1試合の登板に終わったエース・大野雄大投手が初めて実戦マウンドに上がりました。
大野投手は最速146キロをマークしホームランを打った村上選手と山田選手を打ち取るなど2回を投げてヒット1本、無失点でした。
一方の打線は2点を追う8回、ツーアウト満塁と攻め、代打で起用された41歳の新加入・中島宏之選手が同点に追いつく2点タイムリーヒットを打ちました。
3対3で引き分けたドラゴンズのオープン戦の通算成績はこれで1勝3敗1引き分けとなりました。
今シーズン復活を期す大野投手は「大きな声援を聞くことがきて本当にうれしかった。投げられることを見せていくのが自分のやるべきことなのでしっかりやっていきたい」と話していました。
また立浪監督は「中島選手は代打の切り札として期待している。ここまでは順調に仕上げてくれていると感じた」とベテランのバッティングを評価していました。