商店街周辺地域の活性化目的まちおこしイベント 名古屋・北区

名古屋市北区で、商店街周辺の地域を活性化しようとイベントが開かれました。

このイベントは名古屋市北区の「柳原通商店街」周辺の地域は、近隣に名古屋城や大学が立地するものの人の往来が少ないことから、まちおこしのため、地域の人や大学などでつくる団体と名古屋市が企画しました。
イベントにはおよそ30人が参加し、江戸時代、この地域に住んでいた名古屋城が攻め込まれた際に、藩主を極秘で城から逃がす任務を与えられた「御土居下御側組同心」にちなんで当時の脱出ルートの一部や商店街周辺をたどって護衛を体験しました。
ハチマキや衣装を身につけた参加者は、団体が結成した「柳原サムライ忍者隊」のメンバーとともに、かごを運ぶ体験や、手裏剣の訓練をしたあと、敵の忍者を追い払いました。
また、栄養補給のために食べられたとされる「兵糧丸」を再現しただんごを食べる体験もしました。
最後に、「柳原サムライ忍者隊」による演舞も行われました。
参加した7歳の男の子は、「手裏剣で忍者を倒すのが楽しかった」と話していました。
「柳原まち育会」会長の下崎和彦さんは、「すぐ近くに名古屋城があり、新しくアリーナもできるので、イベントを通じて、地域の活性化につなげたい」と話していました。