スイートピーの出荷作業最盛期 三重・御浜町

卒業式などで人気のスイートピーの出荷作業が三重県南部の御浜町で最盛期を迎えています。
スイートピーはイタリア原産のやさしい色合いの花で花言葉が「門出」や「旅立ち」で、卒業式などが行われるこの時期に需要が増加します。
御浜町阿田和の農業用ハウスではおよそ20種類のスイートピーが栽培されていて淡いピンクや紫色の可憐な花を咲かせています。
ハウス内では従業員がきれいに育ったスイートピーを、はさみで切り取ったうえで、色ごとに分けて箱に詰める出荷作業を行っていました。
農園によりますと2月後半、雨が続いたことなどから日照不足になり、生育が例年よりも1週間ほど遅れたということです。栽培している古川信義さんは、「これから出荷の最盛期を迎えます。みなさんに春らしいスイートピーの花をお届けできたらと思います」と話していました。
スイートピーの出荷は4月中頃まで続き愛知県や岐阜県に向けて、およそ30万本が出荷されるということです。