愛知県内 新型コロナ感染者数減少も入院患者数は国の基準超え

愛知県内の医療機関で定点把握された新型コロナウイルスの感染者数は3週連続で減少しました。
一方、入院患者数は、依然として多く、県は、基本的な感染対策を呼びかけています。
2月25日までの1週間に愛知県内の195の医療機関で確認された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で10.79人と、前の週と比べて3.24人減り、3週連続の減少になりました。
新型コロナに感染して、県内の医療機関に入院している人は28日の時点で950人で、2月21日から減少したものの、依然として医療機関に病床確保を求める国の基準を超えています。
またインフルエンザは感染者数が2週連続で減少しましたが、流行が続いているということです。
大村知事は記者会見で「感染者数は減少傾向が顕著となってきているが、入院患者数は厳しい状況が続いているので状況を注視したい。換気や手洗い、マスクの効果的な場面での着用など基本的な感染防止対策を励行してほしい」と述べました。