津市で独特技法で絵が立体的に見える「3Dアート」の展示会

独特の技法で絵が立体的に見える「3Dアート」の第一人者、チャールズ・ファジーノさんの作品を紹介する展示会が津市で開かれています。

ニューヨーク在住のチャールズ・ファジーノさんは版画をパーツごとに切り抜き、2層、3層と重ねて立体的に見せる独特の技法を用い、世界各地の町並みなどを鮮やかな色彩で描いた作品で知られています。
津市のデパート「松菱」で2月28日から始まった展示会にはおよそ40点が展示されています。
このうち「マハロ・イン・ホノルル」は大きなパイナップルを中心に、ダイヤモンドヘッドやワイキキビーチなどハワイの観光地が明るいタッチで描かれています。
また、何度も日本を訪れているというファジーノさんの新作「トーキョー・レガシー」は富士山を背景に東京スカイツリーや国立競技場など現代の東京の姿がポップな色使いで細かく描かれています。
会場を訪れた人は「このような作品は初めてで驚いています。色使いもきれいで楽しい作品です」と話していました。
ファジーノさんの作品を扱う代理店の担当者は「ぜひ会場に来ていただいてファジーノの色彩豊かな世界の町並みを目で見て楽しんでいただければと思います」と話していました。
この展示会は3月4日まで開かれています。