愛知 豊橋 ふ頭に置かれた金属火災 発生の23時間後に鎮火

愛知県豊橋市のふ頭の敷地内で、置かれていた鉄くずなどの金属が燃えた火災は発生からおよそ23時間がたった26日午後11時すぎに完全に消し止められました。
警察と消防は、今後、現場検証を行い、火が出た詳しい原因を調べることにしています。

豊橋市明海町のふ頭の敷地内では26日午前0時20分ごろ、山積みにされていた鉄くずなどの金属から火が出ました。
消防やふ頭を管理する愛知県の三河港務所によりますと、火が出たのはスクラップ業者などが資材を一時的に置いたり、荷さばきを行ったりするスペースだということです。
現場周辺で煙が立ちこめたため、豊橋市は、近所の市民に対して家の窓を閉めることや洗濯物などを屋外に干さないことを呼びかけたほか、一時、市内2か所に自主避難所を開設しました。
警察などによりますと、重機で鉄くずを掘り起こしながら放水するなどの消火活動を続けた結果、発生からおよそ23時間がたった26日午後11時すぎに完全に消し止められたということです。
けが人の情報は入っていないということです。
警察と消防は、今後、現場検証を行い、火が出た詳しい原因を調べることにしています。