愛知・豊橋 ふ頭の金属燃え続ける 完全消火時間かかる見通し

26日午前0時すぎ、愛知県豊橋市のふ頭で置いてあった大量の金属から火が出て、およそ20時間がたった今も消火活動が続いています。
現場周辺では依然として煙が立ちこめていて、豊橋市は家の窓を閉めるよう呼びかけています。
消防によりますと、26日午前0時20分ごろ、豊橋市明海町のふ頭で「鉄くずが燃えている」と通りかかった人から消防に通報がありました。
現場では山積みになった鉄くずなどの金属が燃えていて、出火から、およそ20時間がたった今も消火活動が続いています。
消防やふ頭を管理する愛知県の三河港務所によりますと、火が出た場所は資材を一時的に置いたり、荷さばきを行ったりするスペースだということです。
消防によりますと、この火事によるけが人はいないものの、鉄くずを掘り起こしながら消火しているため完全に消し止めるまでにはまだ時間がかかる見込みだということです。
現場周辺では依然として煙が立ちこめていて、豊橋市は近所の市民に対して家の窓を閉めるとともに、洗濯物などを屋外に干さないよう呼びかけています。
一方、この火事で豊橋市は市内2か所に自主避難所を開設しましたが、避難してきた人はなく、煙の量もしだいに減ってきていることから午後4時に閉鎖しました。
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