愛知 豊橋 ふ頭で大量の鉄くずなど燃え続ける

26日午前0時すぎ、愛知県豊橋市のふ頭で置いてあった大量の金属から火が出ておよそ12時間たった今も消火活動が続いています。
周辺では広い範囲に煙が立ちこめていて、豊橋市は自主避難所を開設するとともに、家の窓を閉めるよう呼びかけています。

消防によりますと、26日午前0時20分ごろ、豊橋市明海町の愛知県が管理するふ頭で「鉄くずが燃えている」と通りかかった人から消防に通報がありました。
現場では山積みになった鉄くずなどの金属が燃えていて、出火からおよそ12時間たった今も消火活動が続いています。
ふ頭を管理する愛知県の三河港務所によりますと、火が出たのは荷物の仕分けや整理といった荷さばきを行うスペースだということです。
消防によりますと、この火事によるけが人はいないものの、鉄くずを掘り起こしながら消火しているため、完全に消し止められるまでには時間がかかる見込みだということです。
現場周辺では広い範囲に煙が立ちこめていて、豊橋市では市内2か所に自主避難所を開設するとともに、近くに住む市民に対して家の窓を閉めるよう呼びかけています。