国公立大学2次試験の前期試験 名古屋大にも早朝から受験生

国公立大学の2次試験の前期日程が25日から全国で始まり、東海3県でも多くの受験生が試験に臨んでいます。
名古屋市千種区の名古屋大学東山キャンパスには朝早くから多くの受験生が訪れ、小雨が降る中、参考書などを開いて試験会場の開場を待つ姿が見られました。
工学部を受験するという津市から来た男子生徒は「部活動で受験勉強の出だしが遅くなりましたが、ここまで必死に追い上げてきたのであとはやってきたことを信じるのみです」と話していました。
また法学部を受験するという兵庫県から来た女子生徒は「第1志望の大学に入れるようがんばろうと友達と励まし合いながら勉強してきたので、あまり緊張せずにやりきりたいです」と話していました。
最初の試験科目は外国語で、試験の前には注意事項の読み上げや顔写真の確認などが行われ、教室の中は緊張した空気に包まれました。
名古屋大学の前期日程の志願者は4359人で、最も倍率が高いのは情報学部人間・社会情報学科の3.7倍、次いで工学部電気電子情報工学科の3.4倍となっています。
国公立大学の2次試験の前期日程は26日までの2日間で、前期日程の合格発表は公立大学が3月1日から、国立大学が3月6日から行われます。