愛知県のモスク 平和を願い 書家などが揮ごう

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから24日で2年となります。愛知県のモスクでは書家などによる揮ごうが行われ、平和への願いを発信しました。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から24日で2年となり、国連人権高等弁務官事務所は、先月末までにウクライナでは少なくとも市民1万378人が死亡したとしています。
戦闘終結の兆しが見えないなか、愛知県津島市にあるモスクでは、民間団体の呼びかけで平和への願いを発信する揮ごうのイベントが開かれました。
最初に津市の書家・山脇結翠さんが太い筆を使い、「誰も憎まず、全ての人に愛を」と一気に書き上げました。
そして、モスクに集まった人たちがそれぞれの思いを書き込み、一刻も早い戦争の終結を願いました。
イベントを企画した和プロジェクトTAISHIの宮本辰彦代表は「戦争が起きている状態に私たちが慣れてしまうことが怖い。この戦争の状態が早く終わってほしいし、世界が本当の意味での平和になってほしい」と話していました。