愛知県の公立高校一般入試始まる 5万9000人余が志願

愛知県の公立高校で22日から一般入試の試験が始まり、受験生たちが筆記試験に臨んでいます。

このうち名古屋市瑞穂区にある県立瑞陵高校では試験会場の教室で受験生たちが緊張した様子で試験の開始を待っていました。
そして、試験官が最初の科目の「国語」の問題用紙を1人ずつ配ると、受験生たちは問題用紙の表紙に書かれた注意書きを読んだり、前を見据えて集中したりしていました。
愛知県では受験生の負担を減らすため2022年度から1回の試験で2つの志望校の合否を判定することになっています。
愛知県教育委員会によりますと公立高校の一般入試は156校で3万1417人の募集に対し、第1志望と第2志望合わせて5万9007人が志願していて、志願倍率は昨年度より0.03ポイント高い1.88倍となっています。
22日は、5科目の筆記試験が行われ、一部の学校では来週、面接試験が行われます。
筆記試験と面接試験の結果と調査書の成績などをもとに合否が決まり、3月8日に合格者が発表されます。