岐阜バス 全国の交通系ICカード利用可能に 3月2日から

岐阜県を中心に運行されている岐阜バスでは、3月2日から愛知県などで普及している「manaca」やJR東日本の「Suica」など全国各地の交通系ICカードが利用できるようになります。

岐阜バスでは、運賃の支払いのため、独自のICカード「ayuca」を発行していますが、他社のカードには対応しておらず県外の乗客などから改善を求める声が寄せられていました。
このため、岐阜バスを運営する岐阜乗合自動車は来月2日から、利用可能なカードを、愛知県を中心に普及している「manaca」や、JR東日本の「Suica」、それにJR東海の「TOICA」などあわせて10種類に拡大することになりました。
対象は、一部を除く路線バスと高速バスの全線、市町村から運行を受託されているコミュニティバスなどです。
「ayuca」は、「manaca」が定期券としても使えるようになる令和8年度中に廃止する予定だということです。
一方、岐阜市が発行する「高齢者おでかけバスカード」は今後も利用できるということです。
運営会社では「鉄道からバスへの乗り継ぎが便利になり、岐阜県外からのお客様には今まで以上に便利にバスを利用していただきたい」としています。