愛知県2月定例議会開会 新年度予算案審議へ

愛知県の2月定例議会が19日開会し、スタートアップ企業の支援拠点の運営費や、南海トラフ巨大地震に備えた防災拠点の整備費などを盛り込んだ新年度・令和6年度予算案が提出されました。

愛知県の2月定例議会に提出された新年度予算案は、一般会計の総額で2兆7949億円となり、今年度の当初予算より1708億円、率にして5.8%少なくなっています。
この中では、スタートアップ企業の支援拠点「STATION Ai」の整備費や運営費のほか、南海トラフ巨大地震などの災害に備えた「基幹的広域防災拠点」や「愛知国際アリーナ」の整備費などが盛り込まれています。
大村知事は提案理由説明で、ことしはジブリパークの「魔女の谷」や「STATION Ai」が開業するとした上で「世界中から最先端の技術・サービス、人材を愛知に呼び込み、新たなイノベーションを次々と創出することでさらに人材が育ち、集まってくる人材の好循環を生み出し、さらなる愛知の成長につなげていく」と述べました。
その上で、大村知事は「社会インフラの整備や農林水産業の振興、教育、女性の活躍など、県民の生活と社会福祉の向上に力を注いでいく」と述べました。
県議会は3月25日まで開かれます。