愛知・豊橋 家庭で飾られなくなったひな人形でユニークな展示

家庭で飾られなくなったひな人形を再利用して、ユニークな姿で紹介する展示会が愛知県豊橋市で開かれています。

この展示会は地域の交流施設としてNPO法人が運営している商家「駒屋」が8年前から開いているもので、ボランティアによって思い思いに手が加えられたおよそ500体の人形が飾られています。
このうち、みこしに乗った殿様や姫様などおよそ100体の人形を使った大名行列は東海道の宿場町として栄えた二川宿の賑わいを再現しています。
また、地元の魅力を紹介するコーナーではナンバーカードをつけた人形が路面電車と一緒に街の中を走るマラソン大会の様子などが表現されています。
NPO法人二川宿の平井康博さんは「それぞれにテーマを作り、ひな人形の顔や着物を変えて飾ってあるので、楽しみながら見て欲しいです」と話していました。
この展示会は3月31日まで開かれています。