愛知・長久手 小学校で能登半島地震の被災地への支援物資集め

能登半島地震の被災地を支援するため、愛知県長久手市の小学校は市内のNPO法人と協力して児童の保護者から缶詰などの物資を集めました。

この取り組みは長久手小学校と市内のNPOが、能登半島地震の被災地を支援しようと小学校の授業参観にあわせて実施しました。
校舎の入り口に設置された支援物資を集める箱の前にはトイレットペーパーや缶詰などの物資を持った保護者が続々と集まっていました。
小学2年生の母親は「避難所でもインフルエンザなどの感染症がまん延しやすいと思うので、アルコール消毒できるウエットティッシュを持ってきました」と話していました。
また、小学6年生の母親は「タオルと洗剤と消毒用アルコールを持ってきました。個人では支援が難しいので学校という身近な場所で物資を集める取り組みはすばらしいと思います」と話していました。
長久手市教育委員会の高木直子さんは「小学校で物資を集めるのは児童らに災害を身近に感じてもらい、危機感を持ってもらう狙いもある。思ったよりたくさんの物資が集まり良かった」と話していました。
集められた物資は17日に仕分け作業を行ったあと、早ければ3月1日にNPO法人が被災地に届ける予定です。