愛知・東郷町 パワハラ指摘受けた町長が町議会特別委に出席

愛知県東郷町の井俣憲治町長が町の職員に対するパワーハラスメントを指摘されている問題をめぐり、町議会の特別委員会が開かれ、町長は「この問題により、行政サービスが遅れる可能性があり、申し訳ない」と述べました。
愛知県東郷町の井俣憲治町長が町の職員に対しパワーハラスメントにあたる発言をしたなどと指摘されている問題を受け、町議会は、特別委員会を設け、事実関係の調査を進めていて、14日は先週に続き、井俣町長本人が参考人として出席しました。
この中で、議員から、町の行政が滞り、町民に混乱を招いているという意識はあるかと質問されたのに対し、井俣町長は「町の職員が、ルーティーンワークをこなしてくれているので、町民の生活に支障をきたすようなことは起きていないと認識している」と述べました。
一方、「ルーティーンでなく、取り組んでいかなければいけない私の政策的な部分については進められていないこともあり、町民へのサービスが遅れる可能性があるかもしれないという点で申し訳なく思う」と述べました。
特別委員会では、これまで、この問題を町議会に訴えた職員と井俣町長の双方に聞き取りを行っていて、次回の会合では、聞き取った内容を整理した上で、今後の方針を協議することにしています。