津 被災地の子どもたちにボードゲーム寄贈”楽しく過ごして”

能登半島地震で被災した子どもたちに楽しい時間を少しでも過ごしてもらおうと、津市にある団体が被災地にボードゲームを寄贈することになりました。

ボードゲームを贈るのは津市のNPO法人が運営し、ゲームを通じた地域の交流を図る活動をしている団体「百可舎」です。
この団体では能登半島地震で被災し、金沢市に避難した中学生や高校生を支援する社団法人から依頼を受け、ボードゲームを送ることになり、13日は箱詰め作業が行われました。
寄贈されるゲームは合わせて13個で、参加したプレーヤーがお互いに相談せずに、数字の小さい順に手札を出す協力ゲームや、宮殿を飾るためにタイルを取って並べ得点を競うゲームなど、中高生にほどよい難しさのものを選んだということです。
ゲームは社団法人が運営する中高生の居場所で遊んでもらったり、被災した家庭に貸し出されたりする予定だということです。
百可舎の川北輝さんは「避難生活は大変だと思いますがボードゲームで遊んでいる間は楽しい気持ちで過ごしストレスを発散してほしいです」と話していました。