警察官の仕事をPR 愛知県警がアニメ制作

少子化の影響などで警察官を志す若者が減る中、愛知県警察本部は、専門学校などと協力し、警察の仕事の魅力をPRするアニメを制作しました。

アニメは、名古屋市の専門学校の学生が、実際に愛知県警の警察官の仕事を見学するなどして、およそ10か月かけて完成させたもので、8日は制作に関わった学生や声優に愛知県警から感謝状が贈られました。
完成したアニメは2分40秒余りで、愛知県警のさまざまな部署の若手警察官たちの仕事を軽快な音楽にのせてミュージックビデオ風に紹介しています。
愛知県警の採用試験の受験者は、少子化などの影響で、令和5年度は1704人と10年前の半分ほどに落ち込んでいます。
アニメは、愛知県警の公式YouTubeで公開されているほか、県内の映画館でも映画の上映前に流れるということです。
アニメを制作した女子学生は「ブラッシュアップを重ねて、朝から夜中までかけて、チームで作りました」と話していました。
愛知県警察本部警務課採用センターの金本菜保子巡査長は「このアニメを見た方が警察活動に興味をもって警察になりたいという人が増えてくれたらうれしいです」と話していました。