三重・明和町の世古口町長が車にはねられ死亡

三重県明和町の世古口哲哉町長が7日朝、町内で、国道の側道を歩いていたところ軽乗用車にはねられ死亡しました。

7日午前5時20分ごろ、明和町行部で世古口哲哉明和町長(57)が国道23号線の側道を歩いていたところ軽乗用車にはねられました。
世古口町長は、全身を強く打ち、松阪市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
警察は、軽乗用車を運転していた明和町の派遣社員、稲生和紀容疑者(44)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し容疑を認めているということです。
現場は信号機や横断歩道のほか、街灯などもない道路だということで警察は容疑を過失運転致死に切り替えて調べています。
世古口町長は明和町のこども課長などを経て、平成30年の選挙で初当選し、現在2期目でした。
明和町では、次の町長が決まるまで、下村由美子副町長が職務代理を務めることを決め、選挙管理委員会によりますと、町長選挙は、3月後半に投開票を行う方向で調整を進めているということです。