愛知 豊田市長選挙 現職の太田稔彦氏が4選

現職と新人の一騎打ちとなった愛知県豊田市の市長選挙は、4日投票が行われ、現職の太田稔彦氏が4回目の当選を果たしました。

豊田市長選挙の開票結果です。
太田稔彦、無所属・現、当選。7万7107票。
鈴木雅博、無所属・新。7万4796票。
太田氏が元愛知県議会議員の鈴木氏を破り4回目の当選を果たしました。
投票率は46.31%で、前回・4年前に比べて9.75ポイント高くなりました。
太田氏は69歳。
豊田市の総合企画部長などを経て12年前の市長選挙で初当選しました。
豊田市長選挙では長年、市議会の自民党系の会派と労働組合系の会派が支援候補を一本化してきましたが、今回は対応が分かれ激しい選挙戦となりました。
選挙戦で太田氏は労働組合からの支援を受け、3期12年の実績をアピールしたほか、小中学校の給食費無償化や行財政改革などを訴え支持を広げました。
太田氏は「新型コロナで疲弊した社会を立て直し、人口減少社会の中で子育て世代や子どもたちを応援して、豊田市があすの日本の礎となるような政策を打っていく。4期目も全力で市政運営にあたりたい」と話しています。