三重 伊勢で恒例の「節分の市」

来月3日の節分を前に、三重県伊勢市にある伊勢神宮近くの商業施設では、節分にちなんだ品を販売する恒例の「節分の市」が開かれています。

伊勢神宮近くの土産物店や飲食店が並ぶ「おかげ横丁」では、毎年、この時期に「節分の市」を開いていて、15の店舗や屋台で節分にちなんだ品を販売しています。
袋入りの豆まき用の豆や鬼のお面のほか、各店舗で異なる招き猫などの縁起物が入った升などが人気で、訪れた人たちが手に取って買い求めていました。
このほか、会場では、白い鬼の面に12色のアクリル絵の具から気に入った色を塗って仕上げる「絵付け」の体験コーナーや、においを嫌う鬼を払えるとされる「いわし」を焼きたてで食べられる屋台もあります。
千葉県からきた3歳の子どもを持つ母親は「福が舞い込むようにと豆まきをやっています。ことしは始まりから良くないことが多かったので、そういうことがなくなればよいと思います」と話していました。
「節分の市」は来月3日の節分の日まで開かれています。