盗撮容疑で逮捕の愛知県職員を停職3か月の懲戒処分

愛知県は、2023年8月、名古屋市内の入浴施設の脱衣所で着替えていた男性を盗撮したとして逮捕された愛知県会計局の40代の男性の主査を停職3か月の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは、愛知県会計局管理課の40代の主査です。
県によりますと、この主査は令和5年8月、名古屋市中川区の入浴施設の脱衣所で、着替えていた男性をズボンのポケットに入れたスマートフォンで撮影したとして、その場で逮捕されました。
主査は12月、裁判所から罰金30万円の略式命令を受けたということで、県は26日付けで停職3か月の処分にしました。
主査は「おろかで軽率な行為により、被害者に一生消えない心の傷を負わせてしまい反省している。今回の処分を真摯に受けとめて、今後の仕事や日常生活に向きあっていきたい」と話しているということです。
愛知県は「県民の信頼を大きく損なうことになったのは極めて遺憾で、深くおわび申し上げます」としています。