２５日にかけ岐阜山間部中心に大雪 愛知・三重も積雪のおそれ

この冬一番の強い寒気が流れ込む影響で、東海地方では２５日にかけて岐阜県の山間部を中心に大雪となるおそれがあります。
愛知県と三重県でも雪が積もる見込みで、気象台は路面の凍結による交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、日本付近の上空にはこの冬一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため、東海地方では２３日から２５日にかけて岐阜県の山間部を中心に大雪となるおそれがあり、愛知県と三重県でも積雪となる見込みです。
このうち、岐阜県の山間部では２４日にかけて、警報級の大雪になる見通しだということです。
２４日正午までの２４時間に降る雪の量はいずれも多いところで岐阜県で６０センチ、三重県で１５センチ、愛知県で５センチと予想されています。
その後、２５日正午までの２４時間に降る雪の量は、いずれも多いところで岐阜県で５０センチから７０センチ、三重県で２０センチから４０センチ、愛知県で１０センチと予想されています。
気象台は路面の凍結による交通への影響に十分注意するとともに、電線への着雪やなだれにも注意を呼びかけています。

【ＪＲ東海在来線は２４日始発からの運行状況に注意】
ＪＲ東海は、大雪や強風が見込まれるとして在来線では２４日の始発から運転見合わせや遅れが発生する可能性があるとしています。
東海道新幹線は、今のところ始発から通常通りの運行を予定していますが、ＪＲ東海は最新の運行状況をホームページなどで確認するよう呼びかけています。