愛知県 アジア大会に向け「大会推進局」設置 準備体制強化へ

再来年、愛知県を中心に開催される「アジア・アジアパラ競技大会」に向け愛知県の大村知事は、ことし4月、県庁内に新たに「大会推進局」を設置し、準備を進める体制を強化する考えを明らかにしました。

再来年、愛知県を中心に開催される「アジア・アジアパラ競技大会」をめぐっては、12月、全ての競技会場が仮決定されるなど、準備が本格化しています。
これについて愛知県の大村知事は22日の記者会見で「今後、開催都市として多岐にわたる業務を名古屋市や大会組織委員会などと連携し協力しながら、より迅速かつ着実に推進する必要がある」と述べ、準備を進める体制を強化する考えを明らかにしました。
具体的にはことし4月、これまで35人体制で準備にあたってきた大会推進課を廃止し、新たに「アジア・アジアパラ競技大会推進局」を設置し、「企画調整課」と「計画推進課」の2つの課を設けるということです。
このうち「企画調整課」では、大会の広報や機運醸成、それに国や市町村、関係団体との連携を担い、「計画推進課」では観客の輸送や警備、ボランティアの募集や研修などを担当するということです。
大村知事は「万全な体制のもと、関係機関との連携を密にして大会の成功に向け全力を尽くしていきたい」と述べました。