愛知・清須の防災用品メーカーが被災地に携帯トイレ発送

能登半島地震から6日目となる6日、愛知県清須市の防災用品メーカーは携帯トイレあわせて8万個を被災地に向けて発送しました。

能登半島地震は発生から6日目となり、依然として断水が続いている地域ではトイレが使えず衛生環境の悪化が懸念されています。
このため政府の要請を受けた愛知県清須市の防災用品メーカーは、自社で製造している非常用の携帯トイレを支援物資として提供することになりました。
6日は一宮市にある倉庫で発送作業が行われ、縦8センチ、横6センチの小型サイズの携帯トイレ、あわせて8万個が入った段ボール箱をトラックに次々に積み込んでいました。
作業を終えたトラックは午前10時半ごろに金沢市内に向けて出発し、到着後は各地の避難所などに届けられるということです。
被災地では引き続き携帯トイレの需要が見込まれることから、今後も自治体などと連携して支援を行うということです。
防災用品メーカー「コケナワ」の苔縄義宗代表は「こうした支援を通じて、被災して困っている人に必要な支援物資を届けることで避難生活が一刻も早く落ち着くことを願っています」と話していました。