支援物資のマッチング行うサイト 愛知・清須のベンチャー企業

石川県能登地方を震源とする地震を受け、愛知県清須市のベンチャー企業が、支援物資を提供する個人や企業と被災地のニーズのマッチングを行うためのウェブサイトを立ち上げました。
これは、災害時に使える携帯トイレの製造・販売などを行っているベンチャー企業が始めたもので、ウェブサイト「デジタル大使館」には、提供を受けた支援物資の情報がまとめられています。
サイト上では、支援を必要とする人が、物資を選んで受け取りを希望したり、足りないものを要望したりすることができるほか、個人や企業からの支援物資の提供も受け付けています。
すでにサイトの運営会社の倉庫には、提供を受けた衛生用品や防寒具、食料品などが入った段ボールが積み上がっていて、配送が困難な地域は道路状況などを確認しながら順次、受け取りを希望した人のいる避難所や自宅に向けて、発送することにしています。
サイトを運営している「コケナワ」の苔縄義宗代表は「被災地では、地域によって必要とする支援が違うので、それぞれ困りごとを登録して必要な物資を受け取ってほしい」と話しています。
URLはhttps://digitalembassy.or.jp/です。