物資を集め被災地へ 愛知・春日井の建設会社が呼びかけ

被災地の人たちを支援しようと、愛知県春日井市の建設会社が呼びかけて救援物資を届けることになり、住民が毛布や水、おむつなどを持ち寄っています。
救援物資を集めているのは春日井市朝宮町にある建設会社「虹色」でSNSなどで呼びかけたところ、水や毛布、オムツ、カイロなどの生活用品が次々に持ち込まれています。
中には、お年玉で子ども用のオムツなどを買って届けたり、「困っている人に届けてください」とメッセージを寄せた子どももいます。
大人用のオムツなどを持ち込んだ介護施設を経営する男性は「今やれることは、これしかないが、行けるようになったらボランティアで駆けつけたい」と話していました。
また、中学生とその母親は、「家に余分にあったものや買いだめしていたものを持ってきました。困っている人に役立ててほしい」と話していました。
集まった物資は、現地の受け入れの状況を確認しながら、7日、運ぶ予定だということです。
建設会社「虹色」の松澤二郎社長は、「こんなに集まるとは思っていませんでしたが、被災地の人たちに責任を持って届けたい」と話しています。