トヨタ 能登半島地震で 「通れた道マップ」公開

能登半島を震源とする地震で、各地で道路が寸断されて通行止めとなる中、トヨタ自動車は、実際に車が通行できた道路をインターネットで公開しています。
被災した地域に暮らす人のほか、救助活動や物資の輸送などで被災地に向かう人などに活用してほしいと呼びかけています。
トヨタが自社のホームページで公開している「通れた道マップ」は、通信機能付きのカーナビなどから得られた車の位置情報を活用しています。

直近24時間以内に通行できた道路などをリアルタイムで地図上に表示する仕組みで、車が通れた道路は青色の線で示されるほか、地震による土砂崩れや落石で通行止めになっている場所も表示されます。
通行できた道路は、直近の24時間以内か3時間以内を選んで表示できるということです。
スマートフォンなどから誰でも無料で見ることができますが、アクセスが集中するとつながりにくくなるため、被災した地域に暮らす人のほか、救助活動や物資の輸送などで被災地に向かう人などに活用してほしいと呼びかけています。
トヨタは「災害発生後の安全運転のための参考情報として公開している。情報を必要とする人はぜひ活用してほしい」としています。