郵便局で年賀状配達の出発式 名古屋

元日、各地で年賀状の配達が始まり、名古屋市の郵便局では出発式が開かれました。

名古屋市西区の名古屋西郵便局では、1日午前8時前から年賀状の配達員などおよそ50人が参加して出発式が開かれ、愛知県の大村知事が「新しい年を迎え、年賀状は人から人へのメッセージを運ぶ大事な風習です。1人1人の心がこもった年賀状の配達をお願いします」とあいさつしました。
このあと、配達員は出発の合図とともに、年賀状を積んだバイクに乗って一斉に配達に向かいました。
1日は特別に郵便事業が始まった明治時代の配達員の衣装を着た社員が近くの住宅を訪ね、この家に住む家族に年賀状を直接手渡していました。
年賀状を受け取った小学3年生の女の子は「年賀状を見るのが楽しみです」と話していました。
また、女の子の父親は「ことしも家族皆が幸せで、仕事も順調にいけばいいなと思います。年賀状を通じた近況報告はこれからも続けたいです」と話していました。
日本郵便によりますと、元日、愛知、岐阜、三重の3県で配達される年賀状は6691万枚と、去年より17.5%減少したということです。