警察官名乗る男に1800万円余だまし取られる 愛知・尾張旭

愛知県尾張旭市の70代の男性の自宅に警察官を名乗る男から「あなたが保管しているお金に偽札が混ざっているかもしれない」などとするうその電話があり、男性は現金1800万円あまりをだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに現金を要求する電話に注意を呼びかけています。
警察によりますと、23日午後1時ごろ、愛知県尾張旭市の70代の1人暮らしの男性の自宅に、警察官を名乗る男から「あなたが保管しているお金に偽札が混ざっているかもしれないので確認させてほしい」などとする電話があり、警察官に現金を預けるよう求めたということです。
その後、男性の自宅に警察官を名乗る男が訪れ、男性は自宅で保管していた現金1800万円あまりを渡したということです。
男性は男が立ち去ったあとに不審に思い警察に通報してだまされたことがわかったということです。
警察によりますと、男性の自宅を訪れた男は年齢が20代くらい、身長が1メートル70センチくらいで体格は細身だったということです。
また黒色のジャンパーと黒色のスラックスを身に着けていて、白っぽい帽子をかぶり白いマスクをしていたということです。
警察は詐欺事件として詳しく調べるとともに、現金を要求する電話があったら詐欺を疑い、すぐに警察に通報するよう呼びかけています。