忘年会の時期にあわせ飲酒運転の検問 名古屋

愛知県ではことし飲酒運転による人身事故が増加しています。
警察は忘年会の時期にあわせて、明け方に名古屋の繁華街・栄の近くで飲酒運転の検問を行い、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
検問は、名古屋の繁華街・栄や錦に近い交通量の多い道路で、23日午前4時から2時間行われました。
警察官は「止まれ」と書かれた旗を振って車を止めると、ドライバーの呼気からアルコールが検知されないか確認した上で、安全運転を呼びかけていました。
警察によりますと、検問と覆面パトカーによる取り締まりで、飲酒運転のドライバー2人を検挙したということです。
愛知県でことし、先月末までに発生した飲酒運転による人身事故は去年の同じ時期と比べて19件多い130件となっていて、6人が死亡しています。
先月には、名古屋市守山区で20歳の女子大学生が飲酒運転の車にはねられて死亡する事故もありました。
愛知県警察本部交通総務課の村瀬一史課長補佐は「飲酒運転は人の命を奪う可能性がある大変悪質な犯罪行為です。飲酒運転は絶対にしない、させない、飲酒運転の車には乗らないということを徹底してほしい」と話していました。