新型コロナ 愛知の感染者4週連続で増加 基本的な対策徹底を

愛知県内の新型コロナウイルスの感染者数は1医療機関あたりの平均で6.09人となり、4週連続で増加しました。
インフルエンザも流行しているとして県は年末年始の時期は感染症が広まりやすいとして、基本的な感染対策を呼びかけています。

12月17日までの1週間に愛知県内の195の医療機関で確認された感染者数はあわせて1188人で前の週より252人増えました。
1医療機関あたりの平均は6.09人で、前の週より1.29人増え、4週連続で前の週を上回りました。
保健所別では県所管で6.89人、名古屋市で5.64人、豊橋市で4.17人、岡崎市で4.36人、一宮市で6.50人、豊田市で6.56人となっています。
新型コロナに感染して県内の医療機関に入院している人は20日夜の時点で411人で、今月13日と比べて106人増え、このうち重症患者の数は1人増えて3人でした。
また、1医療機関あたりの平均のインフルエンザの感染数も32.95人と、前の週とほぼ横ばいで高い水準が続いています。
県は年末年始の時期は、人が集まる機会が増えるなど感染症が広がりやすいとして、改めて場面に応じた換気や手洗いなど基本的な感染対策を呼びかけています。
このほか、年末年始に発熱した際の相談ダイヤルを設けていて、各地域ごとの電話番号を県のホームページで公開しています。