「おわせ魚まつり」4年ぶりに開催 三重 尾鷲

漁業が盛んな三重県尾鷲市で、4年ぶりに「おわせ魚まつり」が開かれ、訪れた人たちが新鮮な魚介類を買い求めていました。

「おわせ魚まつり」は、魚を多く食べてもらおうと尾鷲市や地元の漁協などが開いていて、新型コロナで中止が続いていましたが、ことしは4年ぶりに開催されました。
生きた魚を触ることができるコーナーでは、子どもたちが尾鷲の近海でとれた伊勢エビやアカヤガラなどを手に取って地元の海で取れる生き物を間近に楽しんでいました。
また、とれたてのハマチの刺身やそれにタイなどが入ったみそ汁が無料で試食できるほか、マグロの解体ショーも行われて訪れた人たちは尾鷲の海の幸を満喫していました。

伊勢エビを手でつかんだ小学5年生の男の子は「重くってかっこいいです」と話していました。
尾鷲港産地協議会の濱田浩孝会長は、「子供たちや多くの人に尾鷲の安心安全な魚を届けたいと思います。3年間中断していましたが、たくさんの人に来てもらって感謝しています」と話していました。