高校で資産形成の大切さを学ぶ授業 愛知 小牧

愛知県小牧市の高校で資産形成の大切さを学ぶ授業が行われ、卒業を控えた3年生が投資の基礎知識や若い世代に多いトラブルの事例を学びました。

この授業は東海財務局と日本証券業協会が小牧市の誉高校で行い、およそ90人の3年生が参加しました。
はじめに講師が、将来、必要になるお金を準備するため、貯蓄だけではなく投資を検討する必要があると指摘しました。
そして、来年1月から個人の資産運用を後押しするための税制の優遇制度「NISA」が拡充されることを踏まえ、投資が非課税となるこうした制度も活用して計画的にお金を準備することが大切だとしました。
また、若い世代ではSNSを使った金融トラブルが相次いでいることから、「絶対にもうかる」などといった誘いにはのらないよう注意を呼びかけていました。
参加した女子生徒は「株やNISAの仕組みが分かり、将来の生活に必要なお金の使い方を学べてよかった」と話していました。
男子生徒は「投資のいい点と悪い点を学べたので、きちんと知識をつけて自分にあった方法で投資していきたい」と話していました。