「死ねばいいのに」授業中に非常勤講師が発言 愛知 稲沢

愛知県稲沢市の中学校の非常勤講師が、授業中に「死ねばいいのに」と発言し、学校が生徒や保護者に対して謝罪していたことが市への取材でわかりました。

稲沢市教育委員会によりますと、11月29日、市内の中学校で、家庭科を担当する50代の女性の非常勤講師が、1年生の授業中に、前の授業で指示に従わなかった別の学級の生徒たちについて、「死ねばいいのに」と発言したということです。
複数の生徒から相談があり、学校が聞き取りを進めたところ、講師が発言を認めたため、講師本人や校長が生徒に謝罪したほか、保護者会でも説明し謝罪を行ったということです。
講師は令和5年9月から1年生と2年生の家庭科の授業を担当していましたが、発言のあと担当を外れ、今月中の退職を申し出ているということです。
聞き取りに対して、「感情的になり、軽率なことばで生徒たちに嫌な思いをさせてしまった」などと話しているということです。
稲沢市教育委員会は、「あってはならないことで、申し訳なく思っている。職員に対して言動などの研修を繰り返し、再発防止につとめていく」とコメントしています。