愛知 岡崎 小学生がミカン狩り体験

愛知県岡崎市の小学校で、11日、子どもたちがミカン狩りを体験しました。

岡崎市中心部にある「梅園小学校」は学区内に田や畑が少なく、子どもたちが農作物に直接ふれる機会が少ないことから、食農教育の一環として校内の田や畑でコメや野菜などを栽培しています。
この時期は20年ほど前に植えられた14本のミカンの木にオレンジ色の実がたわわに実っていて、11日は6年生の児童150人あまりが校舎の南側に設けられた栽培園に集まりました。
事前に子どもたちには農作物についてのクイズが出題され、正解数に応じて1人1個または2個ずつ、持参したはさみを使ってミカンを収穫していきました。
子どもたちはほのかに甘酸っぱい香りがする栽培園で、きれいに色づいたミカンをとると、さっそく皮をむいて味わっていました。
参加した女子児童は「ふだんできないことを体験できるので楽しいです。植物を育てるのが好きなので将来は農業をやってみたいです」と話していました。