リニア中央新幹線 名古屋市内の駅予定地近くで伝統産業の催し

リニア中央新幹線の機運を高めようと、名古屋市内の駅が整備される予定地の近くで伝統産業を紹介するイベントが行われています。

このイベントは名古屋市などが進めているリニア中央新幹線の開業を契機とした駅周辺の再整備についてUR都市機構が、その土地を取得していることから行いました。

会場となった名古屋市中村区のイベントスペースには、名古屋の伝統産業を紹介するコーナーが設けられています。

このうち、お香の調合を体験できるコーナーでは、集まった人たちが原料の説明を受けながら思い思いに香り袋を作っていました。

また、扇子づくりのコーナーでは子どもたちが色鉛筆で絵を描いて楽しんでいました。

愛知県犬山市から訪れた7歳の女の子は「暑い時に使いたいので、海の生き物としてくじらを描きました。絵を工夫するのが難しいですが楽しいです」と話していました。

UR都市機構・事業企画課の宇佐見康一担当課長は「ものづくり体験などを通して名古屋の魅力を知ってもらえる場所にしていきたい」と話していました。

このイベントは午後4時まで行われます。