トヨタ 刈谷市の工場の生産ラインで稼働停止続く

トヨタ 刈谷市の工場の生産ラインで稼働停止続く

トヨタ自動車は、愛知県刈谷市の工場の1つの生産ラインで稼働停止が続いています。製造工程の品質確認が必要なためとしていて、30日朝からの稼働も停止するということです。

愛知県刈谷市にある「トヨタ車体」の富士松工場では27日と28日の2日間、2つある生産ラインのうち1つの稼働を停止しました。
トヨタによりますと、この生産ラインは29日朝に稼働を再開しましたが、昼前に再び稼働を停止したということです。
稼働停止の理由について、トヨタでは、本来使用する部品とは異なるものが使われている可能性が判明したためとしています。
車の安全性に問題はないものの製造工程の品質確認が必要なため、30日朝からの稼働も停止するということです。
稼働が止まっているラインでは、ミニバンの人気車種の「ノア」や「ヴォクシー」、「アルファード」などを製造していて、こうした車種の生産に影響が出ています。