間伐作業で山に入った男性 クマに襲われ けが

18日午前、岐阜県本巣市で、間伐作業のため山に入った男性がクマに襲われ、後頭部と腕にけがをしました。岐阜県は「クマ出没警戒情報」を発令し、注意を呼びかけています。

岐阜県によりますと、18日午前8時すぎ、本巣市根尾で、間伐作業のため、40代の男性が別の作業員と2人で国道からおよそ200メートルほどの山中に入ったところで、クマに襲われました。
男性はクマに後頭部をひっかかれたほか、左の腕をかまれたということで、自力で下山した後、岐阜市内の病院へ搬送されました。
男性は頭や腕を数針を縫うけがをしましたが、命に別状はないということです。
岐阜県では、先月、高山市で登山中の男性がクマに襲われるなど、被害が相次いでいて、県は「クマ出没警戒情報」を発令し、クマに出会ったら、大声を出さす、背中を見せずに後ずさりで離れるほか、攻撃されそうになったら腕や荷物などで顔や頭を守るよう注意を呼びかけています。