ドラゴンズ 巨人・中田選手と西武・山川選手の調査進める

ドラゴンズ  巨人・中田選手と西武・山川選手の調査進める

ドラゴンズは巨人を自由契約となった中田翔選手とFA=フリーエージェントの権利を行使した西武・山川穂高選手の2人の長距離バッターについて、獲得に向けた交渉を行うかどうかの調査を進めていると表明しました。

ドラゴンズは今シーズン、12球団ワーストのホームラン数や得点数に終わり、球団史上初めて2年連続で最下位となりました。
打線強化が来シーズンの巻き返しに向けた大きな課題となる中、打点王を3回獲得し、通算303本のホームランを打っている巨人の中田選手が自由契約となることやホームラン王を3回、打点王を1回獲得している西武の山川選手がFAの権利を行使することが15日発表されました。
球界を代表する2人の長距離バッターとの交渉が可能になったことを受け、立浪監督は秋のキャンプを行っている名古屋市中川区の球場で報道各社の取材に応じ「中田選手はWBCで一緒にやっていたし親しい関係だと思っている。多くの打点をあげられる選手はうちに必要で魅力を感じている。FA宣言をした選手についても自分の意向を球団に伝えている」と話しました。
また加藤宏幸球団代表は「チームの補強ポイントにマッチしている選手については調査を続けている。条件が合致し手続き上、交渉が可能になったら本格的に動くことになる」と話しました。
ドラゴンズは今後、他球団の動向も見ながら獲得に向けた交渉を行うかどうかの調査を引き続き進めることになります。