児童買春容疑で逮捕の高校教諭ら5人を懲戒処分 愛知県教委

愛知県教育委員会は、17歳の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして児童買春の疑いで逮捕された教諭を懲戒免職とするなど、あわせて5人の処分を公表しました。

懲戒免職の処分を受けたのは愛知県一宮市の県立高校に勤務する63歳の男性教諭です。
県教育委員会によりますと、この教諭はSNSを通じて知り合った17歳の少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとしてことし7月、児童買春などの疑いで逮捕されています。
教諭は聞き取りに対し「迷惑をかけて申し訳ない。処分をしっかりと受け止める」と話していて、県はこの教諭を14日付けで懲戒免職としました。
また、ことし6月、犬山市内の中学校の教室内で男子生徒にキスをしたり、生徒の体を触ったりするなどわいせつな行為をしたとして逮捕された40代の男性教諭についても懲戒免職としました。
このほか、自身の預金口座の情報を他人に提供し報酬を受け取った県立高校の非常勤講師を停職6か月に、名古屋市内の国道で50キロ以上のスピード違反をした県立特別支援学校の教諭を減給6か月の処分に、豊田市内の国道で自動車に追突し、相手にけがを負わせた豊田市の中学校の教諭を減給5か月の処分にしました。