豊橋市が動物愛護センター建設でクラウドファンディング活用

愛知県豊橋市は新たに建設する動物愛護に関する施設の運営にかかる費用の一部にあてようと、クラウドファンディングで寄付を募っています。
豊橋市では現在、保健所の車庫で動物愛護に関する業務を行っていますが、収容できるのは犬が約5匹、猫が約10匹にとどまり手狭なスペースが課題になっています。
こうした環境を改善するため2年後の秋に向け事業費約9億円をかけて豊橋市中野町に芝生の広場などの設備を備えた動物愛護センターを建設することになっています。
豊橋市では事業費のうち動物用の医療機器や医薬品、それに新たな飼い主が見つかるまでの飼育に必要な備品などを購入するための費用として1100万円を目標に、ふるさと納税によるクラウドファンディングを10月から始め寄付を募っています。
受け付けは年内いっぱいで詳しい情報は市のホームページで確認できます。
豊橋市生活衛生課の小野剛課長補佐は「現状は車庫を改装したところでなんとかやっている状況だ。動物を飼育する環境をよりよくしたいので、みなさんの協力をお願いしたい」と話しています。