愛知・東郷町の井俣町長 パワハラ発言の疑い 今週中に会見へ

愛知県東郷町の井俣憲治町長が、町の職員に対し、パワーハラスメントにあたる発言をした疑いがあることがわかりました。
これについて、井俣町長はそうした発言が全くなかったとは言い切れないとした上で、今週中に会見を開いて説明することを明らかにしました。
東郷町の関係者によりますと、井俣町長は、会議の場などで町の職員に対して「お前ぐらいだ、そんなアホ。仕事しなくても同じ給料なのお前らだけだって」とか、「お前ら定年するまでずっと異動なしにしてやるぞ」などとパワーハラスメントにあたる発言をした疑いがあるということです。
また、一部の職員が、役場の全職員およそ230人を対象にメールで非公式にアンケート調査をしたところ、およそ3割から回答があり、そのほとんどが、町長が「死ね」とか「殺すぞ」などと言ったり、職員が言われているのを見たりしたと答えたということです。
これについて井俣町長はNHKの取材に応じ、パワーハラスメントにあたるような発言が全くなかったとは言い切れないと述べました。
その上で、「いまの段階で詳細に答えることは難しく、今週中にその究明と対策を出したい」と述べ、今週中に会見を開いて説明することを明らかにしました。