大垣共立銀行 一部店舗で“昼休み”始まる

岐阜県大垣市に本店がある大垣共立銀行は、店舗運営の効率化などを図るため、13日から一部の店舗で昼間の1時間、窓口を閉めることになりました。

大垣共立銀行によりますと、13日から、午後0時半までの昼間の1時間、窓口を閉めるのは、岐阜県や愛知県などにある支店や出張所、代理店のあわせて45店舗と、個人向けのローン相談を行うローンプラザ14拠点です。
このうち、岐阜県本巣市にある支店でも、時間になるとシャッターを閉めていました。
両替に訪れたという70代の女性は「お昼なら待ち時間も少ないと思ったのですが、昼休みが始まったことは知りませんでした」と話していました。
銀行によりますと、窓口を利用する人が減っていたことなどから決めたということで、昼間に窓口を閉めることで、職員が交代でとっていた昼休みが一斉にとれるなどして業務の効率化がはかれるとしています。
また、午後3時以降も営業している店舗の一部で、終了時刻を午後3時とするなどの見直しも進めています。
一方、昼に窓口を閉めている間もATMは利用でき、電話での問い合わせにも対応するということです。
国内の金融機関では、人口減少やキャッシュレス化が進む中、店舗網の維持が課題となっていて、営業時間を見直す動きが広がっています。