名古屋市の守山消防署 賞味期限切れの非常食をイベントで配布

名古屋市の守山消防署 賞味期限切れの非常食をイベントで配布

名古屋市の守山消防署が9日に名古屋市内で開いた防災イベントで、賞味期限がおよそ10か月前に切れている非常食100個を参加者に配布していたことが分かり、消防署は「食べずに廃棄してほしい」と呼びかけています。

賞味期限が切れた状態で配布されたのは、水を注いでつくる「アルファ化米」の「安心米 きのこご飯」100袋です。
守山消防署が9日に守山区内のショッピングセンターで開いた防災イベントで、消火器を使った消火訓練などに参加した買い物客に対し、配布したということです。
消防署員とともにイベントに参加していた防災ボランティアが、イベント終了後、持ち帰った非常食の賞味期限がことし1月に切れていることに気づき、発覚したということです。
消防署には、今のところ、非常食を食べて体調を崩したなどという情報は寄せられていないということです。
守山消防署予防課は「食べずに廃棄してほしい」と呼びかけています。