“アマチン”の愛称で親しまれた俳優 天野鎮雄さん死去

名古屋を拠点に活躍した俳優で「アマチン」の愛称で親しまれた天野鎮雄さんが、5日、多臓器不全のため名古屋市内の病院で亡くなりました。87歳でした。

天野さんは昭和11年に名古屋市で生まれ、当時の愛知学芸大学在学中にNHK名古屋放送劇団に入りました。
その後、劇団「文学座」の研究生や大島渚さん主宰の「創造社」などを経て、昭和60年に妻で俳優の山田昌さんと劇団「劇座」を結成しました。
NHKのドラマ「中学生日記」で教師役を務めたほか、大河ドラマ「太閤記」などに出演し、テレビや舞台などで幅広く活躍しました。
また、地元のテレビ局やラジオ局で長くレギュラー番組を持ち「アマチン」の愛称で親しまれました。
劇団「劇座」によりますと、天野さんは5日、多臓器不全のため名古屋市内の病院で亡くなったということです。87歳でした。